くわしいプロフィール♪

私のくわしいプロフィールを読みにきていただき、ありがとうございます!!

お片付けができるようになるまで、なんともダメな人間だったな…と反省しかないのですが、こんなダメダメな状態でも絶対に幸せに変われるよっ!とお伝えしたかったので、ここまで来ていただける方だけ包み隠さず黒歴史を公開しちゃいますね。

お片付け嫌い!な独身時代

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子どもの頃はお片付けが好きな母によく怒られていました。

嫌々やるもので、怒られないために仕方なく言うことを聞いていたんです。

でも、やり方は教えてもらえず、子どもながらにどうやってやるの?という疑問がありました。

成長し、18歳で看護学校に入学、寮に入りました。とてもストレスが多く、一人の時間が好きなのに、24時間人と関わり続け、気持ちの拠りどころがない生活でした。

そんなストレスからか、自分のエリアはいつもぐちゃぐちゃ。友達に片付けて、と言われても、「ほっといて!」と逆ギレする始末です。友よ、ゴメン。

結局、看護学生時代は「部屋が汚い」というイメージを保ったまま卒業しました。

そして、看護師として働き始め、3年間はまったくプライベートに目を向ける余裕もなく、相変わらずのぐちゃぐちゃな部屋に住んでいました。

「手を伸ばすだけでモノが取れるんだから、これが最高♪」なんて考えていましたね‥‥。

24歳でお片付けに目覚める

私がお片付けに目覚めたのは、24歳になったとき。

看護師4年目になり素敵な部屋に引っ越したことがきっかけでした。

この場所をキレイなままキープしたい!と思うようになり、急に収納、整理整頓にこだわり始め、一気に収納術が得意に。クローゼットに収まるだけのモノしか持たず、いつ人が来ても大丈夫な部屋にいるのが楽しくなりました。

仕事にも慣れて、余裕ができたため、日常の大切さに目覚めたのですね。

もともと実家はボロボロだし看護学校の寮も古いし、部屋やインテリアに興味湧かないし、なんて思っていたのですが、「初めて自分の好きなようにしても良い家」にテンションが爆上がりでした。

ちなみに、看護師になってしばらくは病院の近くの寮に住んでいたのです。

本当は看護師になったとき、一人暮らしを始めるために両親がお金を用意してくれていたんです。

ですが、看護学校卒業3カ月前に寮を追い出されたため、急遽部屋を借りなければならず、そのお金を使い果たしてしまいました。

働いて自分で部屋を借りれるようになるまで3年かかってしまいました。自分が悪いんですけどね、長かった~。

あ、なぜ寮を追い出されたかというと、無断外出や外泊を繰り返していたから(笑)。同期は全員退寮になったので、今では楽しい思い出です♪

結婚したは良いものの…あれ??

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そんな中、現在の夫と出会い、晴れて結婚します。

私が住んでいた部屋に夫がやってきた形のため、主導権は私に。

スッキリをキープしたいあまり、夫のモノをかなり捨てさせました。

「千と千尋の神隠し」のポスターは、「いい年して、何この人」という偏見のもと、ゴミにしたことも。夫は結構我慢していたのかもしれません。

今になれば、申し訳ないなと思います。

そんな中、子どもを授かり、めでたく長男誕生♪

初めての育児ということで、育児雑誌を読み漁り、とにかくモノで準備をしました。

もともと徹底的に準備するのが好きなタイプの二人なので、必要だと書いてあるモノはすべて揃えました。

夫は生活時間がズレており、休日も少なく、周囲に頼れる人もいなかったため、準備万端にしておこうという発想だったのです。

ということで、出産と同時に一気に家の中がモノだらけになりました…。

おもちゃ、オムツ、ベビーベッドを始め、ベビーマットに絵本、次々とサイズの変わる洋服に下着。

これまで経験したことがないスピードで増え続けるモノを収納しようとしたのですが、クローゼットはいっぱい。

仕方なく、収納ケースを買いますが、寝室もいっぱいになり、次はリビングに浸食するようになってしまいました。

この状態になると、常に床には物や洗濯物が積み重なり、片付けをしないとテーブルの上もごちゃついて、ゆっくり食事もできません。

キッチンも、離乳食グッズやミキサー、買いだめの食料品などでいっぱいになり、私も日ごとにイライラするように。

ですが、育児休暇から復帰して働き、ワンオペ育児をこなしていると、お片付けをする時間なんてまったく取れませんでした。

汚部屋のせいで息子が危険な目に!

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片付けたいのに片付けられない。そんなジレンマでもどかしい状態の中、息子が小銭を誤飲して救急病院に運ぶ事態に。

モニターをつけて、安静にして経過観察するうちに、私は自分が情けなくて、涙が止まりませんでした。

大事な息子の安全すら守れなくて、なんてひどい母親なんだろう…。

片付けすらできなくて、毎日なんのために働いてるんだろう…。

子どもにも我慢させて、夫にも八つ当たりして、なんのために生きてるんだろう…。

息子は無事に家に帰れたのですが、そんな想いが私の心の中から消えることはなく、毎日モヤモヤして過ごす毎日。

大事な子どもを危険にさらしてしまったという負い目が私の心を追い詰めていきました。

しかし、現実では暴れん坊の息子が思う存分遊べるように、住宅ローンを組んで一軒家を購入したばかりで、働かないという選択をすることはできません。

毎日の仕事、育児、家事に追われ、片付けはやはり後回しです。

子どもが口にいれそうなモノだけは絶対にチェックするという習慣が増えただけで、現状は何も変わりませんでした。

こんな生活、もう耐えられない!

そんなある日、私の不満が爆発し、夫と離婚するかもという騒動が勃発!

きっかけは些細なことなのですが、日頃からの不満がすべて夫に向いてしまい、感情が爆発する自分を止められませんでした。

冷却期間を置いて、なんとか離婚をせずに済んだのですが、そのときに「私に片付けをする時間を与えてほしい」」と夫と強く交渉したことを覚えています。

夫は「なぜ片付け?」と不思議がっていましたが、私が普段誰からの協力もなく日常生活をこなすのに精いっぱいで、部屋が汚いことで危険だし、ぐちゃぐちゃな空間にいるだけでイライラしてくることを力説し、納得してもらいました。

部屋が汚いことでのストレスをそれほど感じないおおらかな方もいますが、私はかなり神経質なタイプ。

細かいことが気になって仕方ないんです。

部屋が汚いから片付けたいけど、そんな時間もない。どうして夫は私にお片付けをさせてくれないの?おかしくない?

と、片付けができないことに集中してしまって、夫への恨み節が全開になってしまったんですよね…。

集中的にお片付けに取り組む3カ月

そこから、週末のまとまった時間は片付けにあて、3カ月もする頃には常に床が見えた状態で、ロボット掃除機を毎日走らせることができるように。

毎日の片付けがほぼゼロになるため、家事ははかどりますし、子どもに目を光らせなくても良いので、平日の家事育児時間の短縮になりました。

家にいる時間が良いモノと思えるようになり、夫との関係も修復され、家庭内の雰囲気がグッと明るくなったのです。

完璧に思えたお片付けだけど…

ただ、私のお片付けは実は終わってはいませんでした。

気が付くと二階のウォークインクローゼットがいっぱいになっていたり、定期的にゴミを大量に出さないといかなかったり。

こんなに頑張っているのに、どうしてだろうと思い、お片付けの資格を取ったり本を読んだり研究を重ねてきました。

お片付けを研究し続けて数年経ち、やっとリバウンドしなくなったときには、生まれ変わったような気持ちに!

それまで「こんなに頑張っているのに、どうしてできないんだろう」という想いがどうしても取れなかったんです。

今になると、お片付けのスキルは持っているけど、気持ちが整っていなかったんだと分かります。

表面的なお片付けのテクニックばかり追い求めて、自分を見つめることができていなかったんですね。

家をキレイにしたいと思いつつ、本当に必要なものが全然見えていなかった。

だから、私のような失敗をする人をなくして、すべての人に家にいる時間、家族といる時間を幸せだと思ってほしい。そう思い、お片付けについて発信することにしました。

お片付けって、男女平等が進んでいた今でも、「女性がやるもの」「ママがやるもの」という意識が強いですよね。

確かに、ママがお片付けした方が早いなと思うことはありますし、女性のマルチタスクができる能力はお片づけにピッタリだとも思います。

ですが、本当は夫婦で対等に協力するものではないでしょうか?

パートナーの男性がどうしてもお片付けや家のことに協力できないなら、全面的に代行してくれる妻には大いなる敬意を払ってほしいですよね。

我が家は離婚騒動がきっかけで、夫は私に対して感謝の意を示してくれるようになりました。それでも時々、調子に乗って「自分はすごい♪」みたいな発言をするので、ちょっと懲らしめてやるのですが…。

男性が、「家庭が整っていること」にしっかり敬意を払うのは当然の世の中になって欲しい。

ちょっと壮大かもしれませんが、私はそんな世の中になって欲しいと思っています。

最初はママの生活が楽になるように。次第に、男性もお片付けや家のことに興味を持ってもらえるように。

そんな大きな理想を叶えるため、これからも頑張っていきたいです♪